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子供が下痢のときの食事

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子供が下痢のときの食事
子供が下痢のときの食事は、消化吸収の良いものを食べ、消化吸収の悪いものや胃への刺激が強いもの、腸壁の蠕動運動を促進するものを避けることが原則です。また、消化吸収の良いものを食べるときも、できる限り胃を刺激したり、腸の動きを活発にさせたりしないよう、少しずつ何回かに分けて食べる方が良く、水分補給をするときも少しずつこまめに水分を摂るべきです。もっとも、非常に激しい下痢症状のときは、症状を悪化させないよう、無理に食事をすることは避け、症状がある程度治まるまでは絶食した方が良いでしょう。ただし、その間も水分補給だけは欠かさず行なってください。下痢が続き、しかも水分補給が不十分な場合には、脱水症状をひき起こす危険があります。


下痢は、一般に、大腸での水分吸収が正常に行なわれず、それが続くことによる水分不足から脱水症状をひき起こします。また、下痢の中には、腸壁から逆に水分が分泌されて起こる下痢もあり、この場合には、最初は水状の便が出て、それをくり返すうちに無色透明な水だけを排泄することになります。「子供の下痢から考えられる病気」で紹介したウイルス性急性胃腸炎の下痢がこのタイプに当たります。また、細菌性急性胃腸炎でも、病原菌の種類によっては同じ水のような下痢を発症するものがあります。これらの場合は特に脱水症状になりやすく、こまめな水分補給が欠かせません。
水分補給のために飲むものとしては、一般にあたたかい番茶やスポーツドリンクが良いとされていますが、少量ずつであれば水道水やミネラルウォーターでも差し支えありません。脂肪分が豊富な牛乳や糖分を含んだジュースは腸の運動を促進するため、また、コーヒーは胃に刺激を与えるため良くありません。一方、食事の場合は、脂肪分・糖分を多く含むものや消化吸収の悪い食物繊維が豊富なものは、腸の運動を促進するので下痢を悪化させる可能性があり、消化吸収の良いお粥を少量ずつ食べるのがもっとも良いようです。また、味付けは胃に刺激の少ない薄味にすべきです。果物はりんごのすりおろしが良いとされており、野菜は食物繊維を減らすために裏漉ししてスープにすると良いでしょう。

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