子供の体毛・むだ毛の悩みと処理法

子供の体毛・むだ毛の悩みと処理法
子供の顔や腕・脚・背中などの体毛が非常に濃いケースは、乳児のときから見られるようです。しかし、乳児期から3歳くらいまでは、性別を問わず気にする必要はありません。その後の成長過程で体毛の濃さは確実に変化しますし、子供自身がそれを気にしているとも思われませんので、親が殊更に心配する必要はありません。
しかし、女の子の場合、幼稚園に入園するころからは、本人が毛深いことを気にしていないか、それとなく気にかけてあげましょう。知能も発達して社会性を持つようになり、他の子供たちと一緒に遊べるようになると、自分が毛深いことを自覚し、それを気にするようになるかもしれません。ただし、一般に幼児期の子供はそのことに嫌悪感を持たないものです。本人が嫌がる様子を見せないのであれば、特に問題視する必要はありません。
小学生からは、女の子の毛深さに対する配慮が必要になります。そのことにコンプレックスを感じ、また、それがいじめを受ける原因になる可能性もあるからです。子供が悩んでいたり、気にして剃刀で剃ったり抜いたりするようなら、相談に乗ってあげて、まず精神的なサポートに努めましょう。その結果、むだ毛の処理が必要と判断したら、市販の肌にやさしい除毛クリームで気になる部分の体毛を処理する方法を教えてあげましょう。除毛クリームは、脱毛剤と違って毛根にまでダメージを与えませんので安心です。

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思春期を迎えた女の子の場合、毛深さが本人にとって深刻な問題となる可能性が大です。成長とともにホルモンバランスの変化でむだ毛が目立たなくなる可能性もありますので、当面は安全な除毛クリームでの処理を根気強く続けましょう。しかし、中学校を卒業するころになっても体毛の濃さに変化がない場合は、今後のことを考えて必要部分の永久脱毛を検討するのが良いと思われます。ちなみに、現在の永久脱毛は医療用レーザーを使用するレーザー脱毛が主流です。エステティックサロンではなく、常勤の専門医が診察と治療に当たる医療機関（クリニック）での永久脱毛が安心です。