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子供の手がカサカサになる手湿疹 原因と対処法

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子供の手がカサカサになる手湿疹 原因と対処法


手湿疹と言えば、従来は、女性に多い水仕事が原因で手にできる湿疹のことを指し、主婦湿疹とも呼ばれてきました。ところが、料理、洗濯などの水仕事をしない子供にも手湿疹が発症する場合があります。

手湿疹とは?

手にできる湿疹には、白癬菌(たむし・水虫の病原菌)の感染による手白癬(てはくせん)や爪白癬(つめはくせん)、原因不明の掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)などがありますが、一般に手湿疹と呼ばれているものはそれらとは別種の湿疹です。正しい名称は異汗性湿疹(いかんせい-)といい、また、乾疱状湿疹(かんぽうじょう-)とも呼ばれています。

【異汗性湿疹(乾疱状湿疹)の症状】
手の平や手指に小水疱(小さな水ぶくれ)が多数発生し、発生当初に痒みをともなう。やがて水疱が破れて麟屑(りんせつ、角質が小さなうろこ状に付着している状態)となり、患部全体が乾燥してカサカサした状態になる。また、小水疱が発生せず、乾燥した指先部分に落屑(らくせつ、角質が薄い膜状になって剥離すること)が見られる場合もある。落屑の場合は痒みがない。

異汗性湿疹(乾疱状湿疹)は初夏にもっとも多く発生し、専門医の治療を受けなくても、通常は1ヶ月ほどで自然と治まります。しかし、多くの患者は毎年発症を繰り返します。


手湿疹が発生したときは?

異汗性湿疹(乾疱状湿疹)は、まだ原因が判明していません。アレルギーが有力視され、特に金属アレルギー化学物質由来のアレルギーが疑われていますが、確証は得られていません。病院での診療科は皮膚科ですが、有効な治療法はなく、対症療法として炎症を抑えるステロイド系抗炎症薬が使用されます。

家庭での対処法としては、患部の乾燥対策にワセリンなどの保湿クリームが使用され、痒み対策としては市販の痒み止めクリームが使われます。しかし、痒みを抑えることはできても、患部の肌の荒れと乾燥状態が解消されることはなく、症状が自然に治まるのを待つしかありません。

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