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子供のO脚とX脚

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O脚(内反膝)は、脚をそろえて直立したとき、両膝の間に隙間ができる脚のことです。X脚(外反膝)は、逆に両膝は接するけれども、足首の内側のくるぶしが接しない脚のことです。一般にどちらも病気や形態異常ではなく、単なる体形の個人差であることがほとんどです。しかし、子供が歩けるようになってO脚やX脚の傾向が見られると、親としては気になります。

子供は3歳までX脚の傾向が強い

大腿骨(太腿の骨)と脛骨(すねの骨)が膝関節で接合する角度の平均値は、1歳頃にほぼ180度(ほぼ一直線)ですが、2歳から3歳まではX脚の傾向が強くなり、4歳で回復して若干のX脚傾向を残す角度(約176度)となります。以後は、成長期を通して大きな変化のない安定した状態で推移します。

これは統計から得られた平均値であり、子供により個人差が見られるのは当然のことです。しかし、多数の子供が幼児期にいったんX脚の傾向を見せ、4~5歳頃には回復して正常な脚になるということが分かります。

また、幼児期には脚の形が変化しやすいものです。O脚傾向の赤ちゃんも、2歳までに改善して、3歳までにX脚傾向が見られるケースが多いようです。

幼児のときに見られる病的なO脚・X脚

幼児期にも病的なO脚やX脚が存在します。病的であることの判断の目安は、以下のような点です。

O脚・X脚を問わず、左右の脚の湾曲に大きな差がある場合。

足をそろえて直立したときに、両膝の間隔が指4本以上あるO脚と、左右の内側くるぶしの間隔が指4本以上あるX脚。

1歳児のときから見られるX脚と、2歳を過ぎても改善しないO脚。

このような場合は、何らかの病気がO脚・X脚の原因となっている可能性がありますので、小児科または整形外科を受診してください。

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