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風邪かな? 春に多い子供の病気

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風邪かな? 春に多い子供の病気
初期症状が風邪に似ていて、子供が春によくかかる病気と言えば、はしか(麻疹)です。
はしかは、麻疹ウイルスが原因で発症する、発熱と全身の発疹を伴う感染症です。国内の年間患者数は約20万人と言われていますが、その約半数が2歳以下の子供であり、春から初夏にかけて多く発生します。
はしかには、修飾麻疹と呼ばれる軽度の擬似的な症状のものもありますが、ほとんどの患者はとてもよく似た症状と経過をたどります。最初に表れる症状は、風邪と大変によく似た症状です。まず、発熱して倦怠感・頭痛などを感じ、咳・鼻水がでます。また、目が充血することもあります。やがて熱は38℃前後まで上がりますが、発熱から数日後にはいったん平熱に下がります。
この段階までの症状はまるで風邪のようであり、素人目には熱が下がって風邪が快方に向かっているように見えます。しかし、気をつけて口の中を観察すると、奥歯付近の口腔粘膜に小さな白い斑点が見られます。はしか特有の現象です。


いったん平熱に下がっても半日ほどで再び発熱し、今度は39〜40℃の高熱が出ます。同時に赤い発疹が全身に表れます。倦怠感や咳・鼻水などの風邪様の症状もさらにきつくなり、下痢を伴うこともあります。この時期は、脱水症状に注意が必要です。
しかし、高熱状態は再発熱から約72時間で終息して平熱に戻り、快方に向かいます。発疹もしばらくは残りますが、着実に消えてゆきます。
はしかは、症状の激しい割には、死亡することや後遺症を残すことの少ない病気ですが、合併症を予防する意味でも、口腔内に白い斑点を見つけたら医師の診察を受けましょう。

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