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子供の耳の出血から考えられる病気

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子供の耳の出血から考えられる病気
子供がかかる耳の病気はたくさんありますが、外耳道から出血する病気はさほど多くありません。むしろ、外耳道を傷つけたために起こる外傷性の出血が多いと思われます。
外耳道とは、耳の穴の入り口から鼓膜までの管状の部分のことです。その長さと直径は個人差があり、成人で長径約7〜8mm、長さが24mm〜30mm程度です。子供の場合はもっと小さく、おおよそ10〜15歳ころまでに成人のサイズになります。
外耳道の外側3分の1から2分の1程度までが軟骨に囲まれた部分で、繊毛に被われていて皮脂腺や耳垢腺もあります。耳垢が付くのはこの部分です。その奧は頭蓋骨に囲まれた部分で、皮膚が薄く、毛や皮脂腺・耳垢腺がありません。子供の耳掃除で耳掻きを使用するのは危険ですから、細めの綿棒を使うべきですが、その際も、奥の部分に対しては細心の注意が必要です。もし耳垢が奥に溜まってしまった場合は、耳鼻科で取り除いてもらいましょう。



外耳道損傷 【症状】出血。 耳掃除で誤って傷つけてしまう場合のほかに、子供が自分の指で傷つけることや、異物を外耳道に入れて傷つくことなどがあります。出血に気づいたとき、直ちに耳鼻科の治療を受ければ、簡単に治ります。

鼓膜損傷 【症状】出血、耳閉感(閉塞感)。損傷が大きい場合は、耳痛や難聴も。 鼓膜は音波の振動を敏感に感じ取れる薄い膜ですから、比較的簡単に破損して穴が開きます。耳掻きなどで突いた場合だけでなく、殴打などの衝撃や、耳へのびんたなどによる急激な空気圧の変化でも破れます。ただし、その回復力は強く、耳鼻科での適切な治療を受ければ、ほとんどの場合、速やかに回復します。

急性中耳炎 【症状】耳痛、耳閉感(閉塞感)、耳垂れ、発熱。 中耳炎自体の症状として出血はありませんが、耳痛や不快感によって、子供が外耳道を指で傷つけてしまうことがあります。軽度の中耳炎で顕著な症状が見られない場合など、外耳道損傷の出血によって初めて異常に気づくというケースもあります。

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