子供の虫歯を予防する
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子供の虫歯を予防する
子供の歯は、多くの場合、生後6〜8ヶ月ころより下顎の前歯から生え始め、3歳ころまでにすべてが生え揃います。これが乳歯です。乳歯は、6歳ころから永久歯が生え始めると、永久歯に押されるように自然と脱落し、およそ13歳頃までにはすべてが永久歯に取って代わられます。大体、6〜8歳の間に前歯が生え変わり、10歳ころから奥歯が生えてきます。
このように、乳歯はやがて永久歯に取って代わられる運命にあり、一生使い続けなければならない永久歯と比べて、大切な歯ではないように思われるかもしれません。また、それゆえに、虫歯の治療も意外とおろそかにしがちです。しかし、乳歯の時代は、体重がぐんぐん増えてゆく成長期に当たり、乳歯は食べ物をしっかり噛みちぎり、噛み砕くという大切な役目を担っています。成長期に必要な栄養をしっかりと摂れるよう、虫歯になった乳歯はちゃんと治療しなければなりません。
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また、乳歯が生え揃っていることは、きれいな歯並びで永久歯が生え揃うための必要条件です。虫歯になった乳歯を放置して悪化させ抜歯することになった場合、その場所にあとで生えてくる永久歯の位置や方向が不規則となり、歯並びを悪くさせる原因となります。またさらに、歯並びが悪いと永久歯も虫歯になりやすくなります。したがって、虫歯になった乳歯を生え変わるまでの間ちゃんと残しておくために、乳歯の虫歯の治療は欠かせません。
乳歯は、歯の表面のエナメル質とその下の象牙質が永久歯と比べて薄く、しかもエナメル質の石灰化度が低くて柔らかいことが特徴です。そのため、虫歯になりやすく、虫歯が進行しやすいという欠点を持っています。乳歯のときも、虫歯になったらすぐに治療するよう心掛けてください。
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