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子供の嘔吐から考えられる病気

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子供の嘔吐から考えられる病気
子供の嘔吐はさまざまな病気で見られますが、発熱などのときに副次的な症状として起こる場合については、「子供の発熱」・「子供の便秘」・「子供の下痢」をご覧ください。ここでは、病気の前兆が何もないのに突然起こる嘔吐や、子供に特徴的な嘔吐について紹介します。

肥厚性幽門狭窄症 【症状と対応】生後3週間〜3ヶ月ころ、噴水のように噴き出す嘔吐が特徴的。体重増加不良、痩せなどの症状も。また、黄疸が出ることもあります。胃の出口の幽門筋が肥大し、飲んだ母乳などが十二指腸へ行かなくなる病気です。まず小児科で検診を。発症が確認された場合は、通常、腹部の切開手術が必要です。

腸重積(ちょうじゅうせき) 【症状と対応】乳幼児、特に10ヶ月のころに多く発生し、嘔吐、ポートワインカラー(沈んだ赤紫色)の粘り気ある血便が見られます。症状が進むと意識障害も。大腸との接合部近くの小腸にあるリンパ節が、かぜなどによって肥大したとき、大腸の蠕動運動によって小腸が大腸内に巻き込まれることで発症します。腸は5分から30分置きに蠕動運動をくりかえし、そのたびに痛みを感じます。そのため、間を置いて何度も泣き声を挙げる点が特徴的です。最初の嘔吐から24時間以上を経過した場合は、原則として開腹手術をすることになります。できる限り早く医師の診察を。



消化管アレルギー 【症状と対応】主に乳幼児のころ、食べ物を口にしてから通常30分以内に、嘔吐・下痢・腹痛などを発症。ただし、その前に、口の中がかゆくなったり、唇が腫れたりします。また、肌が赤くなる、じんましんが出る、咳やぜいぜいという苦しい息づかい、呼吸困難などにも。慢性的な症状としては、下痢が続く、血便、貧血、体重の減少なども現れます。これらの症状は食物アレルギーが原因です。内科での診察を。

周期性嘔吐症 【症状と対応】主に幼児から小学生にかけて、急にぐったりとして顔面蒼白となり、嘔吐をくりかえします。同時に、腹痛、食欲不振にも。また、発熱・下痢・頭痛・めまいを起こすことも。これらの症状は1日〜1日半ほど続き、その後、2〜4週間ごとにくりかえします。1日の嘔吐回数は、数回から数十回に及びます。周期性嘔吐症は仮の病名であり、その原因となっている病気を確定して治療するために小児科での診断が必要です。

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