▼子供の症状一覧はこちら(ページ末へ)

子供の咳が止まらないとき

スポンサードリンク

子供の咳が止まらないとき
子供の咳が止まらないときは、何らかの呼吸器系疾患が原因と考えられます。通常、咳は1回だけか、または数回連続して止みます。咳は、本来、気道に吸引した異物や、からんだたんを排出するために起こります。従って、通常は1回か数回連続した咳でこと足ります。しかし、咳が止まらず、くり返し出続けるということは、呼吸器系に何らかの異常が発生した病気のサインであると考えられます。子供の病気で咳が長く続くものとしては、百日咳と喘息(気管支喘息)が代表的です。


百日咳は、細菌の感染によって発症し、最初は咳と発熱というかぜに似た症状を見せます。しかし、熱は微熱に過ぎず、長引く咳が唯一の特徴的な症状となります。その咳も、最初は穏やかですが、やがて激しく苦しいものとなり、こんこんという乾いた咳が連続し、息を吐くときには、ひゅーという気道の音が聞こえるようになります。この頃(発症から2週間ほど)になって診察を受け、初めて百日咳と診断されるケースが多いようです。早めに診察を受けても、熱や白血球数・胸部X線写真の所見には特に異常が見られず、百日咳と診断することは困難だと言われています。さいわい、三種混合ワクチンの接種によって乳幼児期の発症は大きく減少しましたが、ワクチンによって体内に生成された抗体は5年〜10年で効力を失います。そのため、ワクチンを接種した子供でも、幼児期以降に発症するケースが珍しくありません。現在でも春から夏にかけて流行し、10歳以上での発病が増加しています。
子供の気管支喘息は、特に小児喘息と呼ばれます。体のアレルギー反応として激しい咳きこみから始まって、ぜいぜい、ひゅーひゅーと気道を鳴らす苦しい発作の症状は、成人の喘息と何ら変わりません。もっとも、小児喘息は小学生のうちに軽快し、ほぼ完治の状態へと移行するケースがほとんどです。ただし、そのためには専門医によって長期間の通院治療を受ける必要があります。

いつも、応援ありがとうございます。
この記事がお役にたてましたら、
いいね♪やツイート♪、ランキングクリックを、
どうぞよろしくお願いします(^.^)
にほんブログ村 病気ブログ 子供・赤ちゃんの病気へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ


サブコンテンツ

このページの先頭へ