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子供の口臭から考えられる病気

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子供の口臭から考えられる病気
子供の口臭の原因となる疾患として代表的なものは、虫歯と慢性副鼻腔炎(通称・蓄膿症)です。特に虫歯は、乳歯・永久歯を問わず罹患率が大変に高く、歯科検診で虫歯ゼロと診断されても、それからさほど月日を経ずに虫歯にかかり、気付かないうちに進行していたというケースが少なくありません。気を付けていても虫歯になりやすい臼歯の溝の部分など、磨き残しのないブラッシングの指導や、定期的な歯科検診に努めましょう。
副鼻腔炎(ふくびくうえん)は、鼻の両脇、頭蓋骨の中にある副鼻腔(ふくびこう)という空間で発生する粘膜の炎症です。副鼻腔は鼻腔とつながっているため、風邪・アレルギー性鼻炎などの鼻炎によって炎症を起こし、そのときに発生した膿が鼻腔内に排泄されずに溜まると慢性化します。進行すると色のついた鼻汁が多量に分泌されるようになりますが、それ以前の段階でもすでに鼻汁の分泌と鼻づまりが日常化し、子供は口呼吸をするようになります。それによって口の中が常に乾燥し、唾液による洗浄・殺菌効果が弱まるため、口腔内の雑菌が繁殖して口臭の原因となります。耳鼻咽喉科での治療が必要です。


子供の口臭の原因となる疾患としては、虫歯と慢性副鼻腔炎以外にも、歯肉炎や口内炎を挙げることができます。

歯肉炎 【症状】歯肉(歯茎)の縁の赤い腫れ、歯と歯の間の歯肉の膨らみ、歯磨きによる歯肉の痛み・出血、口臭 【解説】歯周病は成人の病気というイメージが強いと思われますが、厚生労働省の調査によると、10歳以上の子供の2人に1人がすでに歯肉炎にかかっているとのこと。歯肉炎の原因は歯垢(プラーク)であり、口臭対策としても歯垢の除去は大切です。

口内炎(アフタ性口内炎) 【症状】口腔粘膜の表面に長径5mm程度の楕円形をした灰白色の斑紋状病変(アフタ)が発生、アフタの痛み、悪化した場合にはアフタから出血 【解説】アフタという潰瘍の一種が出現する原因やメカニズムはよく分かっていませんが、口腔内の不衛生な状態が前提条件として考えられています。その不衛生な状態によるものか、アフタ性口内炎が発症するときには、口臭を伴うことがあると言われています。

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