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子供の花粉症

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子供の花粉症
●子供の花粉症対策は3歳の春から?
子供の花粉症は低年齢化が進んでいることを、2012年12月に実施されたロート製薬のアンケート調査「子どもの花粉症」は如実に示しています。このアンケート調査は、全国の0歳〜16歳の子供を持つ親2,587人からの回答を集計し、調査対象となった子供のサンプル数が4,371人に上る大掛かりな最新の調査です。子供が花粉症か否かは、医師の診断結果ではなく父母の判断によるものですが、子供の花粉症の現状を知ることのできる優れたアンケート調査と言えるでしょう。
ロート製薬「子どもの花粉症」(2012年12月調査)によると、1,122人の子供について親が「花粉症だと思う」と答えています。その発症年齢別の人数は、0歳〜2歳までは各年25〜30人の範囲で推移していますが、3歳で一気に増加して117人(10.4%)、5歳でも120人(10.7%)と発症のピークを形成しています。それ以降の年齢では、16歳の2人に至るまで、全体として右肩下がりのグラフを描いて人数が減少していきますが、10歳だけが95人(8.5%)と突出しています。総体的に見て、花粉症の子供の約4割が5歳までに発症し、約7割が10歳までに発症しているという結果になっています。


●子供の花粉症は分かりづらい
ロート製薬報告書に付された医師(小児アレルギー専門医)の解説によれば、子供の花粉症の症状は、「他人からは分かりづらい」という特徴があるそうです。もちろん個人差があるのでしょうが、連発するくしゃみ(発作性反復性くしゃみ)や止まらない鼻水といった大人の花粉症には付き物のはっきりとした症状よりも、ただぼうっとしているような状態が多く見られるようです。
アンケート結果を見ても、前述の親が「花粉症だと思う」と答えた子供1,122人中228人(20.3%)は、発症年齢が不明となっています。親が気付かないうちに、いつのまにか花粉症に罹っていたようです。子供は大人ほど花粉症を辛いと感じてはいないのかも知れませんが、花粉症が「集中力低下など生活の質(QOL)を著しく損なう」という点では大人と同様であり、親が子供の状態を十分に注意すべきであることを医師は警告しています。

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