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子供の睡眠時無呼吸の原因と対処法

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子供の睡眠時無呼吸の原因と対処法


睡眠時無呼吸は、睡眠中に呼吸が一時的に停止した状態が出現し、その状態が睡眠中に何度も繰り返される病気です。無呼吸と判断される呼吸停止の継続時間は、アメリカ睡眠医学会の基準では1回10秒以上とされています。また、実際に呼吸が停止している時間は最大でも1分間ほどで、けっして窒息死することはありません。眠ったまま呼吸を再開したり、息苦しさで目を覚まします。しかし、無呼吸の状態を繰り返すことで血中酸素濃度が低下し、二酸化炭素濃度が上昇します。年齢・性別を問わず発症し、患者によってさまざまな症状が見られることから、睡眠時無呼吸症候群とも呼ばれています。

子供の睡眠時無呼吸では、以下のような症状が見られます。

【子供の睡眠時無呼吸の症状】

1. いびき (※ほぼすべての患者に見られます。)
2. 浅い眠り、寝汗
3. 起床時にだるい、頭が重い
4. 日中の口呼吸、集中力低下、眠気 (※眠気は成人の患者ほど強くありません。)

子供の睡眠時無呼吸の原因

睡眠時無呼吸には複数のタイプがありますが、子供の場合のほとんどは、睡眠中の筋肉の弛緩によって軟口蓋(上顎の奥の柔らかい部分)や舌根部(舌の奥の部分)が下がり、気道が塞がれることで発生します。これを閉塞性睡眠時無呼吸と言います。

閉塞性睡眠時無呼吸は、仰向けで寝ているときに起きやすい現象です。また、口蓋扁桃(いわゆる扁桃腺)が肥大した慢性扁桃炎アデノイド(咽頭の奥の上部にある咽頭扁桃)が慢性的に肥大している場合にも起きやすくなり、これらは子供のいびきの主要な原因ともなっています。

子供の睡眠時無呼吸の対処法

睡眠時無呼吸の子供が仰向けで寝ている場合は、横向きで寝るよう習慣づけると気道閉塞が起きにくくなります。また、歯科医院で調製してもらえるマウスピースは、本来歯ぎしり対策などの歯科治療用として使用するものですが、気道閉塞やいびきの対策としても有効な場合があります。ただし、子供の睡眠時無呼吸の診療科は小児科ですから、まず小児科の診察を受けてください。

なお、慢性扁桃炎やアデノイド肥大がある場合は、口蓋扁桃やアデノイドの切除手術で睡眠時無呼吸が軽快する可能性があります。これも小児科医に相談してください。

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