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子供の鼻血から考えられる病気

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子供の鼻血から考えられる病気
子供の頃でも、とりわけ思春期の頃は、よく血の気が多くて鼻血が出るといわれたものです。それを取り立てて何かの病気が原因とは見なされませんでした。しかし、就学前の幼児期にも、鼻血をよく出す子が今は珍しくありません。
鼻血のほとんどは、鼻の穴の入り口から少し入ったところ、指を入れると届く辺りからの出血です。そこは、毛細血管がたくさん集まっている場所であり、鼻をかんだときに自然とこすれる場所でもあります。そこで、幼児の鼻血については、一般に、鼻をかむときの強さをまだ心得ていないため、鼻血が出やすいと考えられているようです。また、幼児期には、睡眠中にもよく鼻をいじることがあります。そのこともまた鼻血の原因になっていると理解されているようです。


子供の鼻血は、そのような鼻粘膜への物理的な刺激が原因であることは確かなようですが、しかしながら、ある種の病気もその原因になっていると見られています。その病気は、今や現代病とも言えるアレルギー性鼻炎と、昔ながらの代表的な鼻の病気である副鼻腔炎です。副鼻腔炎は、慢性化すると一般に蓄膿症と呼ばれます。よく知られたこの2つの病気は、ともに、慢性的に鼻水が出て、鼻粘膜が炎症を起こす病気です。鼻粘膜は物理的刺激に弱い上、毛細血管が集中しており、そこが炎症でただれることにより、出血しやすくなっていると考えられます。
子供の鼻血は、3、4歳をピークとして、小学校の低学年頃までの子供によく見られます。小学校に入学すると、毎年の健康診断で鼻の異常も発見されますが、幼児期には母親が気を付けてあげなければなりません。子供の鼻血が頻繁に出る場合は、一度、耳鼻咽喉科でアレルギー性鼻炎と副鼻腔炎の検査をしてもらったほうが良いでしょう。どちらの病気もけっして重篤な症状を引き起こすような危険な病気ではありませんが、鼻づまりなどが慢性化すると、それによる日常生活や知的活動への悪影響もありえます。子供のために、就学前にそれらの病気を治しておいたほうが良いでしょう。

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