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子供の顔が赤いときに考えられる病気

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子供の顔が赤いときに考えられる病気
子供の顔が赤いときに考えられる病気を紹介します。

伝染性紅斑(リンゴ病) 【症状】両頬に境界鮮明な赤い発疹。その翌日から数日後までに、腕・脚や胸部・腹部にも赤い発疹。
ウイルス性の感染症であり、成人の場合は、感染後約1週間の潜伏期間を経て発熱し、数日でいったん症状が治まった後、さらに1週間の休止期間を置いてから発疹が現れるという経過をたどります。しかし、子供の場合は、発熱期の症状がほとんど見られず、突然に発疹が現れます。発熱期には周囲の人に伝染する危険性がありますが、発疹が現れた時点ではウイルスの感染力がすでに消失していますので、周囲の人への伝染を心配する必要はありません。
両頬の発疹は広範囲に及び、「リンゴのほっぺ」・「チョウのはね」などと形容されます。四肢や胸・腹の発疹は、ある程度の大きさになると中央部分が薄くなり、全体としては網目状を呈するようになります。いずれも発症から1週間程度で治まり、痕を残すこともありません。
現在、伝染性紅斑を予防するワクチンや有効な治療法はありません。また、発症した子供には、通常、発疹以外の症状は現れません。しかし、他の病気ではないことを確認しておくために、小児科を受診した方が良いでしょう。



風疹(三日ばしか) 【症状】赤い斑点のような発疹が顔と耳の後ろから始まり、やがて全身に広がる。同時に37℃台の発熱。首のリンパ節の腫れも。
風疹ウイルスによる感染症です。かつては1歳から9歳までの子供に多く見られる病気でしたが、予防接種の普及によって子供の風疹は減少し、現在では成人男性の患者が多くなっています。また、子供の風疹は症状が比較的に軽く、けっして恐ろしい病気ではありません。
風疹ウイルスは潜伏期間が長く(2〜3週間)、リンパ節の腫れはそのころからすでに始まっています。また、発疹の直前ころには、前駆症状として微熱や頭痛を感じることもあります。発疹と同時に本格的な発熱があり、発熱直後にピークを迎えますが、子供では37℃台で推移し、2〜3日で平熱にまで下がります。ただし、全ての子供が発熱するとは限りません。むしろ半数以上の子供には発熱が見られないとも言われています。
風疹の特徴的な症状である赤い発疹は、全身に広がって大変に痛々しく見えますが、これも比較的に早く治まり(3〜5日程度)、通常は色素沈着も皮膚が剥けることもありません。医学的には風疹の伝染期間が発疹の発症後4日間とされていますが、学校保険法では、発疹が消失するまで出席停止とされています。

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