子供の咳から考えられる病気

子供に限らず、咳をしていると、普通はまずかぜの感染を疑います。しかし、咳は多くの呼吸器系疾患で見られる一般的な症状ですから、咳だけで子供がかぜにかかったと即断することはできません。咳が出る病気には、かぜのように発熱するものと、発熱せずに咳だけが続くものがありますし、同じ咳でも、たんがからんだような湿った咳もあれば、たんがからまない乾いた咳もあります。また、子供に特有の咳の出る病気もあります。子供の咳の様子や他の症状が現れていないかを確かめ、病気の発生に気をつけましょう。

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子供の咳から考えられる主な病気としては、次のようなものがあります。

■感冒(かぜ) 【症状】せきのほかに、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、のどの痛み、頭痛、倦怠感、発熱など。熱は、大人は普通37℃台ですが、乳幼児は38℃以上の高熱の場合もあります。腹痛、下痢、発疹をともなう場合も。

■インフルエンザ 【症状】寒気がして急激に38℃以上の高熱に。呼吸器系の症状と倦怠感、頭痛などは感冒と似ていますが、膿状の鼻汁や腹痛、下痢、嘔吐、筋肉痛、関節痛も。

■麻疹(はしか) 【症状】せき、くしゃみ、のどの痛み、鼻水、目の充血、目やになど。発熱後2〜3日で一度熱が下がり、さらに2〜3日後、再び発熱します。その頃には、首・額・耳の後ろなどに発疹が現れ、やがて全身に広がります。

■急性気管支炎 【症状】くしゃみ・鼻水・のどの痛みなどで始まり、すぐに発熱します。同時に乾いた咳が続くようになり、やがて湿った咳に変わります。咳は激しくてつらいのが一般的です。子供は気管が細いので、ぜいぜい、ひゅーひゅーといった呼吸音も聞こえるようになります。

■気管支喘息 【症状】アレルギーが主な原因。アレルギーの原因物質の吸引を妨げようとして気管支が収縮(狭くなる)し、咳が出ます。その現象が過敏になるにつれて頻繁に起こるようになります。これが、喘息の発作です。激しく咳きこんでから、息を吐くときに、ぜいぜい、ひゅーひゅーといった音が聞こえます。

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