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子供の耳が聞こえづらいときに考えられる病気(子供の難聴)

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子供の耳が聞こえづらいときに考えられる病気(子供の難聴)
子供の耳が聞こえづらいときに考えられる病気には、以下のようなものがあります。

滲出性中耳炎(しんしゅつせい-) 【症状】難聴。 乳幼児から小学校低学年にかけて多発します。急性中耳炎にかかってその症状が治まった後、後遺症のように発症するケースが多く、また、慢性疾患であるアデノイド肥大症や蓄膿症(慢性副鼻腔炎)によっても発症します。これらの急性・慢性疾患は、中耳腔(鼓膜の内側の空間)への通気のために咽頭とつながっている耳管を詰まらせてしまう場合があり、中耳腔内の気圧調節を滞らせます。そのような状態で中耳腔内が減圧した場合、中耳の組織液が滲み出して中耳腔内に溜まり、慢性的な難聴となります。しかし、急性中耳炎に見られるような耳の痛みや発熱などの症状がなく、難聴の度合いも軽度の場合が少なくないため、子供が難聴であることに気付かないケースも少なくないようです。そのようにして10歳までに9割以上が自然治癒すると見られていますが、しかし、滲出性中耳炎にかかっていると疑われる場合は、耳鼻科医の診察を受けてしっかり治療した方が良いでしょう。



アデノイド肥大症 【症状】いびき、難聴。 アデノイド(咽頭扁桃)は鼻腔の奧、咽頭の上部にあるリンパ組織です。乳幼児期には大人よりも大きく、細菌・ウイルス等の空気感染を防御する働きをしていますが、大きくなりすぎた場合、耳管を圧迫して中耳腔への通気を阻害します。それによって中耳腔内の気圧調節に支障を来たすことにより、また、滲出性中耳炎を発症させることによっても、慢性的な難聴を引き起こします。ただし、一般的には10歳頃を境にして肥大したアデノイドが縮小し、難聴も治ります。また、アデノイド肥大症による難聴は、滲出性中耳炎の場合と同様に、比較的に軽度のものが一般的です。従って、通常は治療を必要としません。

ヘッドフォン難聴 【症状】難聴。 大音響にさらされることによって発症する音響難聴の一種です。ヘッドフォン(またはイヤホン)でボリュームを上げて音楽を聴くことが日常化している若年層に多く見られます。鼓膜の振動を内耳の蝸牛(かぎゅう)という器官に伝える感覚細胞の麻痺・破損が原因です。この状態を反復・継続すると、感覚細胞の再生が困難となり、正常な聴力を回復できなくなります。

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