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子供の顔の湿疹から考えられる病気

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子供の顔の湿疹から考えられる病気
子供の顔に湿疹ができる病気には様々なものがありますが、このページでは、発熱や全身症状が主要な症状となる病気(水痘、麻疹、アトピー性皮膚炎など)は除外し、子供の顔にできやすい皮膚疾患を紹介します。
なお、湿疹には、赤い斑点が現れるだけのものもありますが、虫刺されのようにふくらんだ状態や小さな水疱(水ぶくれ)、膿疱など、さまざまな形状のものがあります。

とびひ(飛び火) 【症状】強い痒みのある水疱または膿疱。それが破れてジクジクした状態となり、やがてかさぶた状態に。 乳幼児から小学生くらいまでによく見られる皮膚疾患であり、虫刺されや何らかの湿疹ができたところを引っ掻いたり擦ったりすることで細菌に感染し発症します。患部に触れた手で体の別の場所を掻いたりすると、その場所にも伝染します。火事で飛び火するように感染が広がることから、この俗称が生まれました。接触感染で大人も発症する可能性がありますので、タオルなどは別にすべきです。病院での治療では、根本的な治療として抗生物質を使い、子供が患部を掻きむしらないように痒み止めの抗ヒスタミン剤も投与されます。



乳児脂漏性湿疹 【症状】額や頭部を中心に赤い発疹。顔全体に広がることも。患部にクリーム色のフケのようなものが付着。痒みは一般に弱い。 細菌感染によって皮脂成分が変化し、その成分の刺激によって発症すると考えられています。生後3ヶ月くらいまでに発症し、乳児期を過ぎると通常は軽快して、やがて自然治癒します。乳児期を過ぎても症状が続く場合は、アトピー性皮膚炎に移行している場合があります。

あせも(汗疹) 【症状】額や頭部、顔の周囲に小さな水疱(水ぶくれ)、または赤みのある丘疹(虫刺されのようなふくらみ)。赤みのある丘疹では痒みを伴う場合も。 医学上は湿疹に含まれない皮膚疾患ですが、素人目には湿疹と区別がつきません。汗をたくさんかいたときなど、汗の出口である汗管が詰まることによって、汗が皮膚内に浸出して発症します。小水疱の場合は2〜3日で自然治癒しますが、赤みのある小丘疹は痒みを伴うことが多いため、掻きむしりによる二次的な皮膚疾患の併発を防ぐためにも、医師の治療を受けた方が良いでしょう。

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