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子供のあざが消えないとき

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子供のあざが消えないとき
打ち身などで内出血したときにできるあざ(痣)を、一般に青あざと言います。先天的なあざは自然に消滅することがありませんが、後天的にできた青あざは一般に数日程度の短い期間で薄くなり、やがてきれいに消えてしまいます。それは、内出血した組織に白血球の一種であるマクロファージというアメーバ状の細胞が集中して、死んだ細胞や変性物質を捕食し消化してくれるからです。そのとき、血管や毛細血管からあふれた赤血球や、破損した赤血球・筋肉細胞などの残骸もマクロファージが消化することにより、青あざ特有の赤紫色が薄くなって黄色へと変化し、やがてあざは消え去ります。
このような内出血部分の不要物を除去して組織を修復再生する作業が順調に進行せず、青あざが長い間残ってしまうのは、損傷部分へのマクロファージの集中を阻害している原因があるためと思われます。通常考えられるその原因は、血行不良です。その血行不良の原因が打撲の際に他の部位に受けた損傷ということもあり得ますが、それほど強い打撲でない場合は、肥満や運動不足による血行不良ということが考えられます。


血行不良を改善する方法


体の血行不良を改善する基本的な方法は、毎日、運動を欠かさないことです。しかし、青あざができてしまってからそれを始めても、速効性はありません。取り敢えず内出血部分の治癒を促進させるために、血行促進作用のある薬用クリーム(ヘパリン類似物質配合クリーム)を薬局で購入して使用してみましょう。また、血行促進には温湿布も効果があります。ちなみに、青あざができるような打撲の際の応急処置として、スポーツ医学などでは先ずアイシングで一気に冷却した後、3日間の冷湿布、その後は温湿布という方法がとられるようです。しかし、血行不良の状態にある子供に対しては、局所的な血液の集中と炎症を抑制するアイシングや冷湿布は無意味あるいは逆効果です。青あざが消えないときには、温湿布で血行促進を図るようにしてください。

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