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子供の顔色が悪いとき

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子供の顔色が悪いとき
顔色は、子供の健康状態を知るための一番のバロメーターです。高熱が出たときには顔が真っ赤になることがありますが、発熱のような明らかな症状がなくても、顔が「青白い」・「土色(茶色)」・「黄色」などに見えるときは、何か病気にかかっているのではないかとか、不健康な状態なのではないかと気を配ってあげることが出来ます。子供の顔色を見て心配になったときは、まず掛かりつけの小児科医に相談しましょう。

顔が青白いとき

顔が青白く見える直接の原因は、低血圧または貧血です。低血圧は、何らかの原因で血圧が低下した状態であり、それによって顔だけでなく体の各部の血行が不良となり、顔は青白く見えます。子供の低血圧の原因として代表的なものは、小中学生のときによく立ちくらみを起こしたり寝起きが悪くなる「起立性調節障害」という自律神経系の疾患です。しかし、検査をしてみたら、低血圧を引き起こしているそれ以外の異常が見つかるかもしれません。
貧血は、血液中の赤血球の数が減少した状態や、赤血球が小さくなり、その中にあって酸素の運搬を担うヘモグロビンというタンパク質の濃度が減少した状態のことです。体内が低酸素状態になることで、元気がなく疲れやすくなり、運動すると息切れしやすくなります。また、顔が青白く見えるのは、赤い色素をもつヘモグロビンが減少したためです。子供の貧血の代表的な原因疾患としては、「鉄欠乏性貧血」が挙げられます。これはヘモグロビンの生成に不可欠な体内の鉄が不足する病気ですが、鉄分の多い食事をしていれば貧血が改善するとは限りません。病名を特定し、鉄が不足する原因も明らかにしなければなりませんので、病院での検査が必要です。



顔が土色(茶色)をしているとき

子供の顔が土色をしているのは、体内の老廃物の排出が滞っている場合によく見られます。老廃物の分解と排出には、肝臓・腎臓が主要な役割を担っているほか、循環器系ではリンパ管・リンパ節リンパ液が深く関わっています。従って、これらの器官に異常がないか病院で検査を受けた方が良いでしょう。

顔が黄色いとき

顔や全身の皮膚、眼球の白眼などが異常に黄色い状態を「黄疸」(おうだん)と言います。この現象は、胆汁に含まれる黄色の色素が多量に血液中へ放出されることで引き起こされ、肝臓疾患でよく見られる症状です。子供の顔色が黄疸かもしれないと思ったら、掛かりつけの小児科医に相談しましょう。

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