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子供のひきこもり

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子供のひきこもり
子供のひきこもりについては、厚生労働省の2003年の調査報告以来、全国的な科学的調査の報告が発表されていないため、その現状について確かなことは何もいえません。しかし、すでに2001年には、厚生労働省の研究班によるひきこもり対策のガイドライン(大人を含めたすべてのひきこもりを対象とする)が示されており、現在、全国の精神保健福祉センターや保健所、市町村などがそのガイドラインに従って対策に当たっています。また、精神医学の面からひきこもりを専門的に研究している研究者(精神科医)によって、優れた研究成果が発表されています。それらに基づいて、ひきこもりとは何か、家族はどう対応すればよいかを考えてみましょう。



ひきこもりは病気や障害ではありません。
子供のひきこもりは、長期間にわたって学校(あるいは幼稚園・保育園)に行くことができず、家族以外と緊密な人間関係を持てないでいる状態です。その原因としては、いじめや挫折の体験が原因となっている場合もあれば、知能の発達は正常でありながら、聞く・話す・読むなどさまざまな能力の中の一部が未発達なLD(学習障害)や、幻覚・妄想に囚われる統合失調症などの精神疾患が原因の場合もあります。さらに、そのようなはっきりとした原因がまったく見当たらない場合も少なくありません。また、ひきこもりと子育ての良し悪しは関係ありません。今そこにあるひきこもりという状態を直視すべきです。

ひきこもりの原因を追究することは時間の無駄です。
子供のひきこもりは、外で感じた何らかのストレスや恐怖から逃れて、かりそめの心の安定を得ている状態と言えるでしょう。けっして、怠け心や反抗心からではありません。しかし、それは本当の安心に身を置いているわけではなく、子供は親の気持ちを意識して、強い不安や心の葛藤を抱えているはずです。ひきこもりの状態は、さまざまな精神疾患に陥る恐れがあります。家族としては、そのような子供の不安や葛藤を取り除くことをまず考えるべきです。

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