▼子供の症状一覧はこちら(ページ末へ)

子供が感電したときの対処法

スポンサードリンク

子供が感電したときの対処法
好奇心旺盛な子供がコンセントに物を差し込んだり、抜け落ちそうな電源プラグの電極に触れたりして感電する危険があることは、容易に想像できることです。そのような感電事故が起きないよう、親なら誰しも、屋内のコンセント周りの管理に十分注意を払っていることと思われます。しかしながら、2013年夏に中国で複数発生したスマートフォン用の充電アダプターによる感電死亡事故(絶縁不良による漏電が原因)のように、予期せぬ原因で感電することもあります。そのようなときの対処法を紹介しましょう。

子供が感電したとき
100Vの家庭用電源の場合、通電個所に指で触れた瞬間、子供も本能的にそこから手を離すはずです。一瞬の感電であれば、通常、体への悪影響は残らないでしょう。しかし、感電している時間が長引くと大きなダメージを受ける可能性があります。もし子供の体が通電個所から自力で離れられなかった場合は、力ずくで子供の体を動かし、その場所から遠ざけましょう。ただし、体や床が濡れている場合などは、引き離そうとした親も感電する危険性が高いですから、感電している手を叩き落したり、体を突き飛ばしたりした方が良いでしょう。



感電で火傷(やけど)したとき
人体はけっして絶縁体ではなく、内部抵抗を持った導体です。感電した部位の皮膚から、足などのアースされている部位(大地へとつながっている部分)へと電流が流れます。そのとき、皮膚の抵抗値が筋肉・内臓・血液などよりも大きいため、発熱(ジュール熱)によって感電部位の皮膚に火傷を負うことがあります。子供の火傷が小さな斑点程度で、顔色や体調にも特別の変化がない場合は気にする必要はありませんが、皮膚の損傷がもう少し大きい場合は、形成外科や皮膚科を受診しましょう。

感電で失神や心肺停止のとき
子供が気を失っても呼吸・脈拍が正常な場合は、ショックによる一時的な失神と思われますので、念のため嘔吐で気道を塞がないよう回復体位(横向きに寝かせた状態)にして安静にしておきましょう。気が付いて顔色・体調・意識などに異常が見られなければ、通常は問題ありません。しかし、心配な場合は、小児科や内科を受診しましょう。
一方、脈が不規則または弱い場合は、急いで救急車を呼んでください。また、心肺停止(脈拍と呼吸が止まった状態)に陥った場合は、直ちに心臓マッサージ(胸骨圧迫)を開始し、息を吹き返さない限り救急車が到着するまで続けてください。

いつも、応援ありがとうございます。
この記事がお役にたてましたら、
いいね♪やツイート♪、ランキングクリックを、
どうぞよろしくお願いします(^.^)
にほんブログ村 病気ブログ 子供・赤ちゃんの病気へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ


サブコンテンツ

このページの先頭へ