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子供の関節の痛みから考えられる病気と対処法

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子供の関節の痛みから考えられる病気と対処法
子供の関節の疾患でよく知られているのが、赤ちゃんのころの股関節脱臼(先天性股関節脱臼)です。赤ちゃんはその痛みや異常を言葉で表現することができませんが、おむつの交換のときによく泣くことや生後3〜4ヶ月診断などで早期に発見される場合が多く、通常は、適切な治療や対策によって成長とともに脱臼が起きなくなります。
幼児や小学生の子供が関節の痛みを訴える場合には、そのほとんどが感染性関節炎(別名・化膿性関節炎)による痛みであると思われます。

感染性関節炎(化膿性関節炎) 【症状】関節を動かしたり関節部分に触れたりしたときの強い痛み。患部が赤く変色することや熱を帯びることも。さらに、関節が腫れた場合には、発熱(多くは微熱程度)することも。


感染性関節炎(化膿性関節炎)は、黄色ブドウ球菌をはじめとする細菌が関節組織に感染して炎症を起こす疾患です。感染経路としては、関節部分を負傷することで細菌が侵入する場合もありますが、体の他の部位で感染した細菌が血流によってもたらされる場合もあります。
発症する部位は膝関節がもっとも多く、その他、股関節・肩関節・足関節(そくかんせつ・足首)・肘関節・手関節(しゅかんせつ・手首)・指関節などでも発症します。ただし、複数の部位で同時に起こることは稀であり、通常は一ヶ所だけで発症します。
感染性関節炎(化膿性関節炎)は、自然治癒が期待できる疾患ではありません。症状の進行が速く、治療が遅れると関節が破壊され、運動機能に重大な障害を残す危険性があります。また、早期に治療を受ければ、抗生物質を投与するだけで完治させることができますが、診断が遅れると外科手術が必要になります。子供の上記関節の痛みや異常に気付いたときは、直ちに小児科を受診してください。なお、小児科での診察・検査でこの疾患が特定できた場合、治療は紹介を受けた整形外科で行うことになります。

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