子供の腰痛の原因と対処法
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腰痛は、一般に成人してから経験する病気の症状と思われがちですが、10代でもスポーツで体を酷使している子供たちにとっては、けっして珍しい症状ではありません。ここでは、主に部活などの激しい運動によって腰痛を引き起こす疾患を紹介します。
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【自覚症状】腰の鈍い痛み、だるさ、凝り。前かがみや中腰のときに痛みやすい。
過度の運動で腰の筋肉やそれを包む筋膜に負荷が掛かり過ぎ、炎症を起こすことによって発症しますが、安静時には痛みません。いわゆる筋肉疲労による腰痛であり、しばらく激しい運動を控えていれば治ります。ただし、痛みが強い場合や数日たっても痛みが引かない場合は、肉離れ・捻挫などの可能性がありますので、整形外科を受診してください。
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【自覚症状】腰の鈍い痛み、だるさ。腰を後ろに反らせたり立ち続けたりしたときや、激しい運動、重労働をしたときに痛みが強まる。腰部背面の中心部を押すと痛む。
腰椎の後ろ側に突き出している関節部分(椎弓・ついきゅう)の骨折です。野球、テニス、バレーボール、体操など、背中を瞬間的に大きく反らせるスポーツの選手たちに多く見られますが、一般人でも骨格・筋肉が成長過程にある10代前半の子供によく発生します。瞬間的な強い負荷だけでなく、過度の運動による骨の疲労も骨折の原因になっていると思われます。練習・トレーニングは適宜に休憩をはさみながら行うべきです。なお、整形外科の治療では腰をコルセットで固定し、完治までに数ヶ月を要します。
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【自覚症状】初期症状は腰の激痛。進行すると、片脚のしびれ・痛みも。咳やくしゃみで痛みは強くなる。
椎間板ヘルニアは、脊椎の椎骨の間に挟まっている椎間板(円形の緩衝盤)が突き出して脊髄を刺激する病気です。自覚症状は突発的な腰痛で始まりますが、若年性の腰椎椎間板ヘルニアの場合は腰痛が激しく、生活にも通学にも支障を来たします。また、さらに進行するとさまざまな神経障害と機能障害を引き起こします。
治療は、原則として、痛みの軽減のための薬物投与や硬膜外麻酔とコルセット着用によって行い、ほとんどの場合、3ヶ月以内には軽快します。しかし、その効果が見られない場合には、手術が必要になります。診療科は、整形外科です。
進行した腰椎椎間板ヘルニア
(赤枠内、腰椎と仙骨の間の椎間板が潰れて突き出している。)
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タグ:10代, くしゃみ, コルセット, しびれ, スポーツ, だるさ, テニス, トレーニング, バレーボール, ヘルニア, 休憩, 体操, 凝り, 初期症状, 原因, 咳, 子供, 安静, 完治, 対処法, 成人, 成長過程, 手術, 捻挫, 整形外科, 椎弓, 椎間板, 椎骨, 機能障害, 治療, 激痛, 炎症, 片脚, 疲労, 疾患, 病気, 症状, 痛み, 硬膜外麻酔, 神経障害, 突発的, 筋・筋膜性腰痛症, 筋肉, 筋肉疲労, 筋膜, 練習, 肉離れ, 背中, 背面, 脊椎, 脊髄, 腰, 腰椎, 腰椎分離症, 腰椎椎間板ヘルニア, 腰痛, 腰部, 自覚症状, 若年性, 薬物投与, 診療科, 進行, 運動, 選手, 部活, 重労働, 野球, 関節, 骨, 骨折, 骨格