子供の歯の磨き方

子供の歯の磨き方
子供の歯磨きは、乳歯が生え始めたらすぐに始めましょう。乳歯が生え始めるのは、早い子では生後4ヶ月ころから、遅い子では1歳3ヶ月ころと個人差があります。（平均的には、男子が8ヶ月ころ、女子が9ヶ月ころです。）
乳歯の歯磨きは、仕上げ磨き用歯ブラシを使って行ないます。仕上げ磨き用歯ブラシは、ヘッドが小さめで柄も短めのコンパクトサイズですが、保護者が磨いてあげやすいように、操作しやすい太めの柄となっています。
保護者が歯磨きをしてあげるときは、膝の上に子供の頭を乗せ、寝かせて磨くのが、もっとも安定して磨きやすいようです。仕上げ磨き用歯ブラシをペンのように持ち、もう片方の手で唇を軽くめくります。0歳児・1歳児では自由に磨かせてくれない子や嫌がる子が多いのですが、最初は遊び感覚で歯ブラシに慣れさせるつもりで磨き、時間をかけずに手際よく磨くようにしましょう。ただし、前歯の歯と歯の間、歯と歯肉との境い目が虫歯になりやすいので、そこは確実に磨きましょう。

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子供が自分で歯ブラシを手に持ち、前歯を磨く動作ができるようになったら、乳歯期用歯ブラシを使って自分で歯磨きをする習慣をつけさせましょう。ただし、上手に磨けるようになるまでは、必ず保護者も一緒に歯磨きをし、お手本を見せてあげましょう。歯磨きの回数は毎食後が理想ですが、子供が嫌がるときは就寝前の1回だけとし、慣れるに従って朝晩の2回磨くようにさせましょう。
小学校入学のころ（6歳ころ）には永久歯が生え始めます。乳歯期用歯ブラシから子供用（生え替わり期用）歯ブラシへ。子供用歯ブラシは、永久歯が生え揃う13歳頃まで使い続けます。中学生からはもう大人用歯ブラシでも大丈夫ですが、メーカーによっては、ちょっと小さめの中学生用もあります。