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子供の目の痛みから考えられる病気

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子供の目の痛みから考えられる病気

感染性角膜炎 【症状】目の痛み、異物感(ゴロゴロする)、白目の充血、涙が出る。進行すると、まぶたの腫れや黒目が白くなることも。
感染性角膜炎とは、黒目の表面を被っている角膜に細菌や真菌(カビ)が感染して起こる眼病です。同様の感染症として代表的なものに結膜炎があり、どちらも白目が充血して涙が多くなるため、一般の人には外見的な初期症状からどちらの病気かを判断するのは困難です。しかし、角膜炎は眼球の痛みをはっきりと感じる点が結膜炎と異なります。
角膜が正常な場合には細菌や真菌の感染は起こりにくいのですが、何らかの異物によって角膜の表面が傷付いたときに、そこから感染して発症します。一般に、土ぼこりや砂ぼこりで角膜が傷付いた場合は細菌が感染しやすく、草木の枝葉などで傷付いた場合は真菌が感染しやすいと言われています。いずれの場合も、眼科医の診察を受けずに放置しておくと角膜潰瘍を引き起こして視力が低下することや、最悪の場合には失明することさえあります。子供の目に上記のような異常が現れた場合は、自己判断で市販の点眼薬を使用して様子を見るのではなく、なるべく早く眼科医の診察を受けましょう。



ものもらい(麦粒腫) 【症状】初期症状は、まつ毛の生え際に痒みやチクチクとした痛み。患部が小さく腫れてくると、まばたきしたり指で触れたりしたときに痛みを感じる。さらに進行すると、まぶたに腫れが広がり、患部に膿(うみ)が溜まる。また、目やにが出る。
まぶたの端、まつ毛の生え際にある皮脂腺に細菌(黄色ブドウ球菌など)が感染して化膿する疾患です。小さなできものであり、膿が溜まらずに2〜3日で治まる場合もあります。また、膿が溜まって腫れた場合でも、発症から1週間程度で膿が出れば痛みはなくなり、その後数日で腫れも引いて完治します。
原因菌の黄色ブドウ球菌などは、健康な人が誰でも持っている常在菌であり、患部に触れることや膿が付着することなどによる家族や他人への感染を心配する必要はありません。患者本人の発症は、一般に、目を強くこすることや病気・疲労などによる抵抗力の低下などが原因と考えられます。
ものもらいは、通常、視覚障害や合併症などの危険性も少なく、市販の抗菌薬(点眼薬または軟膏)を使用して治療することができます。しかし、痛みや腫れがひどい場合は、早めに眼科を受診しましょう。また、まぶたが腫れると見た目が痛々しくなるため、子供には眼帯を付けさせた方が良いでしょう。

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